好きと言っていいでしょう

エンドレス・ラブの好きと言っていいでしょうのレビュー・感想・評価

エンドレス・ラブ(1981年製作の映画)
3.6
ブルック・シールズの代表作ですが、中盤以降あんまり登場しませんでした。

当時15歳ですが、シールズの映画はなぜか濡れ場が多いですね。大人に言いくるめられてたんでしょうか。

主人公とシールズがエッチしてるところをお母さんが見てしまうという気まずいシーンがあるのにも関わらず、なぜかお母さんは物分かりが良すぎる人で、お父さんが怒ってもスルーします。しかし実は裏にある理由があったのでした。

会えない状況にさせられた主人公は、腹いせに家を放火します。このやばい行動には黒幕がいて、それがデビュー作のトム・クルーズです。目が細すぎてびっくりしました。ちょい役なのに主人公のサイコパスな一面を後押しする重要な人物でした。

シールズに近づかない条件付きで、精神病に入れられますが、そこでも放火に対しての反省はなく、ただただ会いたいの一点張りだったので、多分自分のことを悪いと思ってないです。しかもこんな自分を憐んでくれみたいな態度でした。

病院から出た瞬間にシールズの親に会いに行って、なんか急にキスして、逃げて父親に見つかって、その父親も主人公のせいで死んでと、とんでもない野郎でした。

エンドレス・ラブは名曲ですが、この映画の主題歌としてはもったいない気がします。
ハウス・オブ・グッチの予告でも流れてた曲がかかった時は驚きました。