白血病を患う姉、疎遠だった妹とその息子が心を通わす姿を描いたヒューマンドラマ。
姉ベッシーは叔母とともに父の介護を献身的にしながら、自身は白血病を罹患してしまう。
ずっと疎遠だった妹リーは反抗期の息子を連れて実家に戻る。
独身でずっと父と叔母の介護を続けていたベッシーが、重い病気になっても「自分の人生は幸せだった」と言えること。
介護に人生を費やしたくないと思っている妹リーが決心をして、父の薬のリストを覚えようとすること。
介護の現実といった非常に重く切実なテーマを扱っているのに、終始ユーモアと優しさに溢れている。
愛おしいシーンが多いし、叔母ルースのチャーミングさのおかげ。
俳優陣の演技は素晴らしい。
特にダイアン•キートンとグウェン•ヴァードンがいい。
邦題はひどい。