うな

地球に落ちて来た男のうなのレビュー・感想・評価

地球に落ちて来た男(1976年製作の映画)
3.3
夢一歩手前で人間のもつ嫌な欲に嵌められて、監禁されて人体実験されて、切なかった。ただ本人は最初から最後まで帰郷したいだけなのに。
デビッド・ボウイは世代じゃないせいか、名前しか知らないようなものだったが、あんまりに美しくて驚いた。病的に白くて痩せてて、人間離れしたスタイルが、本当に宇宙人みたい。純粋な美じゃなくて、奇妙で危うげで不安になる圧倒的な美だった。それが非現実的な部屋や実験室ともマッチしていて絵がずっと映えてた。
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