このレビューはネタバレを含みます
スタンリーキューブリックの遺作であり、相当話題になった今作。やっと見ました。
一言でいうと期待外れ。
全編通して何を伝えたいのか分からず。
トム・クルーズの棒演技が目立つ。ボツリヌス注射でも打っているのか…?というほどに表情筋がかたく、表現が乏しい。
巨悪はなんだったのか?
マンディーがなぜ命を賭して彼を守ったのか?※オーバードーズから救ったが、治療はしておらず呼びかけただけやん
救いはニコール・キッドマンの美しさ。
しかし彼女は身長180センチ。対するトムは170センチ。あまり背が変わらなく見えたので、シークレットシューズ履いてるのかな、と余計なことが気にかかる。
ファック連呼の割に主人公夫妻の情事もないし、カルト儀式も謎のまま。集団ファックも迫力なし。
倦怠夫妻が事件に巻き込まれかけて、日常とファックのありがたさを痛感して終わる、そんな映画です。
妻の視点で描いた方が面白かったんじゃないかな。日に日に様子がおかしくなる夫を尾ける、とか。