マーク・ウォールバーグ主演のクライム・アクション映画。
コンビニ強盗にとある初老の婦人が殺害された。
この婦人には４人の養子がいた。
彼らは人種もさまざまであったが、それぞれ母を亡くしたという憤りから真犯人を見つけだろうと動き出す。
その過程で、彼らの母親は単なる物捕りに行きずりで殺されたのではないことに気づく。
果たして事件の黒幕は誰なのか。
最初はヒューマンものなのかなぁ、と思って観ていたのだが、途中からサスペンスの色合いが強くなり、最後にはアクションシーンが登場した。
いろいろな見方ができる興味深い映画だった。
個人的にはあまりクライムアクション系は好きになれないのだが、なんとなくラストも笑ってしまうような描写があり、珍しく★４つ付けてしまった。
マーク・ウォールバーグは「粗野な暴れん坊」という設定で、ちょっとキャラ的に無理があるんじゃないかとも思ったが、なんとかがんばったという感じか。
養子4人という微妙な兄弟関係を描くと思いきや、最初から最後まで肉親以上に兄弟の絆を強く描いていたのが意外と言えば意外。
そういうところも好印象であった一つではある。
