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ベルセルク 黄金時代篇 I 覇王の卵のStroszekのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

飛び散った血が画面にこびりつく、俯瞰の位置でカメラを回して人物を撮るなど、実写のような撮られ方。特にガッツの一騎駆けのダイナミックさは一見の価値あり。甲冑や剣の重みが伝わってくるが、西洋甲冑アドバイザーがついているらしい。物語展開は原作とは少し異なり、ガッツとグリフィスの出会いから描く。「お前が欲しいんだ」、「お前は俺のために戦え」等、籠絡するようなことを言っておきながら、実は友とは思っておらずガッツを利用しているだけのグリフィス。どの女性キャラよりも美しく描かれている。主題歌:平沢進、音楽:鷺巣詩郎。

[鑑賞メーターから転載]

2012年。原作は三浦建太郎の同名漫画(1989年から『ヤングアニマル』で連載)。黄金時代編は原作の3巻から14巻に当たる。二王国の間で戦乱が続く時代が舞台。ガッツがグリフィスに決闘で敗け、傭兵の集まりである鷹の団に入団させられる。不死のゾッドが意味深な予言をする。グリフィスの懐刀としてガッツがユリウス将軍とその息子アドニスを暗殺する。シャルロット王女とグリフィスの会話を聞き、ガッツが人生を考え始める。チューダー、ミッドランド、百年戦争という名称は英仏風。「ベルセルク」はドイツの狂戦士伝説から来る。
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