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実話に基づく。
前半はカンボジア内戦を取材していたニューヨーク・タイムズ紙の記者シドニー・シャンバーグの視点から描かれ、中盤からカンボジアに残留した元記者兼通訳のディス・プランの視点から描かれる。>>続きを読む
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物事を平定(equalize)するロバート・マッコールさん物語の第三弾。
イタリアのシチリア島のある小さな港町を安住の地と定めた彼が、町を牛耳るカモッラ(マフィア)と対立する。
マッコールさんが義>>続きを読む
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面白かった。久しぶりに手に汗握った。
ベッキー(ベッキーC)とハンター(デンジャーD)の関係性が大学生の頃に観ていた『ビバリーヒルズ青春白書』の人間関係を思い出させる感じでよかった。
ストーリーに>>続きを読む
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韓国映画と同じレベルで審美的映像と残虐な拷問シーンを両立させられる監督は、邦画ではいま白石和彌だけではないだろうか。
原作は櫛木理宇の同名小説(2015年『チェインドッグ』の名前で刊行、2017年に>>続きを読む
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佐藤正午の同名小説(2014年、未読)が原作。
プロットがめちゃくちゃ面白かった。予想外の出来事が繋がりを持つというタランティーノ・タッチ。それもタラがいちばんいいときのタッチを思い出した(いまはイ>>続きを読む
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1971年。
1634年に起こったルーダンの悪魔憑き事件の映画化(同じ事件の舞台をポーランドに移した映画に『尼僧ヨアンナ』(1961年)がある)。
ジョン・ホワイティングの戯曲『悪魔』(1961年>>続きを読む
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最初にコカイン・ベアの餌食になるカップルの名前がエルサとオラフ(クリストファーとも呼ばれていたが)。明らかなアナ雪への言及である。また、序盤に字幕で表れるクマの生態もWikipediaを参照するという>>続きを読む
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67分とサクッと観られるのがよい。こういう映画がもっと増えてほしい。しかし別にスカッとする映画ではない。中盤に大どんでん返しが待っているが、そのどんでん返しがあることによりヤダ味が増す、というか。>>続きを読む
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これは、あれですね。トム・クルーズという人はスピード狂ですね。序盤の音速を超える場面や、バイクを駆る場面からそれが垣間見えるし、速さへの挑戦を正当化するために映画を作っているようにまで見える。その速さ>>続きを読む
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韓国発のオカルトホラー。テレビドラマ『謗法~運命を変える方法~』の続編劇場版。
序盤で回想シーンが出てくるので、ドラマ版があることに気づいた。主人公のジャーナリスト、イム・ジニと謗法師ソジンの擬似姉>>続きを読む
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『ゴジラ-1.0』を観たあとにお勧めにあったので流していた。
自分が発明したオキシジェン・デストロイヤーとともに海底に残った芹沢博士の葛藤は、原爆を開発したアメリカの研究者たちに向けられていたものな>>続きを読む
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神木隆之介の「絶対ゴジラを殺す」という目つきがよかった。キラー・インスティンクトを感じた。ゴジラの大向こうを張る俳優はこうでなければならない。
吉岡秀隆演じる科学者、野田健治も、常識人っぽいのになぜ>>続きを読む
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貞子フランチャイズ初のコメディ映画。
狂人の怨霊と絶滅しつつある天然痘ウィルスがタッグを組んだ呪い、という『リング』『らせん』の設定がきちんと活かされている。世界観監修に原作者の鈴木光司。
怖さよ>>続きを読む
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原作は鈴木光司の『タイド』。本作の貞子が登場するときには水滴がポツポツ天井から落ちるという演出があり、原作のタイトルから考えても貞子の能力が水と関係があることは明らかなのだが、本作はそのあたりの象徴体>>続きを読む
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東野圭吾の同名小説が原作。
劇団水滸の東郷陣平という脚本家が、次の舞台のメインキャストを決めるための最終オーディションで七人の若い役者を人里離れた別荘に集める。
舞台の演技をしてると言えるのは麻倉>>続きを読む
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SNSのミームで「それで生まれたのがこの俺ってわけ」と赤ん坊が自分を指差して言うというのがあるが、この映画はその鬼太郎版である。
「世界一の高さの電波塔が来年できる」と水木が言っているため、舞台は1>>続きを読む
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とても勢いがあり面白い。遠くに佇む女性の姿など、ところどころにJホラーの影響を感じるが、総体的な作りはPOV物やエクソシスト物となっている。
フェイクドキュメンタリーのていを取っているのだが、実質的>>続きを読む
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アンドレに連れられ、ローワンとマイケルは廃工場らしき施設跡に肝試しにやって来る。
二人には言っていなかったが、アンドレにはある秘密の目的があった。
原題は"Derelict"(遺棄物/ 路上生活者>>続きを読む
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『吸血鬼ドラキュラ』(1897年、ブラム・ストーカー)内の「デメテル号航海日誌」を翻案。
ケンブリッジ大で教育を受け黒人最初の医師たちの一人となったクレメンスが主人公で語り手。
船長の孫であるトビ>>続きを読む
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1993年。
ヘリテージ映画の代表的な作品。
オックスフォードシャーに領地を持つ貴族のダーリントン卿に仕える執事スティーヴンスの1935年と1948年が描かれる。
アンソニー・ホプキンス演じるジ>>続きを読む
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1977年作品。
諜報員っぽい男性が女性とベッドで睦み合う中、無線機から「トリプルX」と呼び出しがかかる。男性ではなく女性が「トリプルXです。了解しました」と応える。諜報員は彼女だったのだ、という序>>続きを読む
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知性に性的魅力を感じる人のことを「サピオ・セクシャル」というのを初めて知った。そういう言葉があるんだ(ずっと『SHERLOCK』でアイリーン姐さんが言ってた"Brainy is the new sex>>続きを読む
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廃墟団地、ビニールで囲まれたベッド、赤い女等、Jホラーらしい記号表現には満ちているのだが、ひとつひとつの描写に厚みがないため、なかなか面白さにつながっていかない。制作者が好きなホラー要素を断片的に繋げ>>続きを読む
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血と暴力の抒情詩という感じである。
SISUおじさんが何をされても死なないので、リアリティラインはファンタジーのそれなのだろう。
特に、縛り首になってもものすごく長い時間生きながらえる原理がよく分>>続きを読む
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1979年。
英国空軍(RAF)に輸送されていたムーンレイカーが強奪されるところから始まる。
007の豪快なスカイダイビングまでがアヴァンタイトル。敵がサーカスのテントに突っ込んでからオープニング>>続きを読む
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Brad SteigerとChaw Mankの"Valentino, an intimate expose of the Sheik"に基づく。
31歳で夭逝したハリウッドスターの伝記映画。ルドルフ>>続きを読む
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原作はTim Krabbéの『失踪』(1984年)。
序盤、トンネル内でガス欠になる。ぐっちゃぐちゃに荷物が詰まった後部座席から「確かにあるはず」と懐中電灯を探そうとするサスキアと、彼女を置いてどん>>続きを読む
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1979年作品。
原作Paddy Chayefsky、脚本Sidney Aaron。英語版wikiによると、同一人物だが監督との意見の相違からクレジット掲載を拒んだらしい。同じwiki記事によると、>>続きを読む
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原題"Billion Dollar Brain"(1967)。Len Deightonの同名小説に基づく。元MI5の私立探偵ハリー・パーマーをマイケル・ケインが演じる。ロンドン、ベルリン、ヘルシンキ、>>続きを読む
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1974年、デフェオ家の23歳の長男ロナルド(以下、通称"ブッチ")が事件を起こすまでを追った映画。
ブッチが、家庭内暴力を振るう父親との確執から、徐々に病んでいく姿が描かれる。
父親はブッチの誕>>続きを読む
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原題"The Amityville Horror"。
1974年、NY州ロングアイランド・サフォーク郡アミティヴィル村で、長男によるデフェオ一家殺人事件が発生。その一年後、ステップファミリーのジョー>>続きを読む
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原題"Pope's Exorcist"。
信仰を扱った映画としては韓国映画の『プリースト』の方が数倍はよくできていると思う。悪魔祓いの段取りとか思想とか、あちらの方が詳細に描かれている。若い女性を救>>続きを読む
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イギリスの小説のように、三人称のナレーションがついている。それが物語と視聴者のあいだに一定の壁のように機能している。のちにそれは、主人公と恋仲になる女性の声だったと判明する(途中までホテル支配人のオリ>>続きを読む
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太陽光エネルギーを作劇に盛り込こんでいる。コネリー版ボンドまでは放射能が万能装置のように扱われていたが、クリーンエネルギーに世間の関心が移ったのだろうか。
一人につき100万ドルの報酬を受け取る暗殺>>続きを読む
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アメリカが舞台。黒人男性がラスボスというのは、シリーズ初である。
オープニングで流れるポール・マッカートニー・アンド・ウイングスの"Live and Let Die"が、疾走感があってかっこよい。コ>>続きを読む
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原作はウィリアム・リンゼイ・グレシャムの同名小説。
舞台は1930年代から40年台のアメリカ。読心術のショーで霊媒(medium)を装う男、スタン・カーライルの話。
サーカス団の団長が獣人ギーク>>続きを読む