_Stroszekさんの映画レビュー・感想・評価

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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.7

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2017年。

殺し屋の世界は貸し借りが厳しい。殺しの世界から抜け出すためにまた借りを作らなければならない。そして借りを作るとそれを根拠に利用され続ける。闇金の仕組みのようで怖かった。

しかしジョン
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

2.2

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2017年。

凡作だった。マイケル・ファスベンダー演じるロボットと彼による人体実験の犠牲となり遺体で登場するエリザベス・ショウ以外のキャラが薄く、印象に残らない。

ディヴィッド×父(ガイ・ピアース
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.1

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2016年。

序盤で言及されるゾンビ発生原因は、「バイオ団地から何かが漏れた」こと。この映画の前日譚『ソウル・ステーション パンデミック』でなにも原因が分からず右往左往する人々を描いていたが、なぜ本
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ソウル・ステーション パンデミック(2016年製作の映画)

3.8

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駅=感染経路のハブになっているはずなのだが、夜中なのであまり拡散している様子はない。

この映画内で最初に感染するのが老いたホームレス男性。道端で友人に「すべての人の平等」を説いていた若い男性が、首か
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オープンハウスへようこそ(2018年製作の映画)

1.5

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2018年。

父の事故死により経済的な困窮が極まったシングルマザーとその息子が、母親の妹夫婦の所有する別荘に借り暮らしをさせてもらう。オープン・ハウスの日には家を出るという約束で。

可哀想なシング
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クローバーフィールド・パラドックス(2018年製作の映画)

2.5

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2018年。

「クローバーフィールド」って前作では住所だったけど、今回は宇宙ステーションの名前なのね。

記号を媒介として物語を繋げていく気なのだろうか。

回収されない伏線が多すぎる。虫がロシア人
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テイキング・オブ・デボラ・ローガン(2014年製作の映画)

3.1

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2014年。

別々の入り口から入る屋根裏部屋が三つもあるのに驚いた。

この映画の"呪いとその成就"の仕掛けは『ダークネス』(スペイン・アメリカ映画, 2002年)に似ている。「5人の少女を生贄に捧
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何者(2016年製作の映画)

3.1

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2016年。

同年齢の若者たちが、就活の場で、自分が何者なのか表現することを求められる。

「ナゼコノヒトタチハ実名でTwitterヤッテルノデスカ?」という根本的な疑問が生じ、「主要SNSは基本的
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白ゆき姫殺人事件(2014年製作の映画)

3.5

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2014年。

‪綾野剛が演じた軽率すぎるテレビディレクター、赤星の造形がよかった。ラーメンの星取表をTwitterにアップするのが楽しみで、大学時代は自主映画を制作していたという。‬

赤星があまり
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.0

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エドガー・ライト・ミーツ・アメリカ、という感じの映画。ダイナー、銃、車をエドガー・ライト風に料理するとこうなるのか。

カー・アクション映画だが、車の動きが速すぎて何が起きているかよく分からないという
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オクジャ okja(2017年製作の映画)

4.3

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2017年。

ジェイク・ギレンホールが発声の仕方から「アメリカの自然ドキュメンタリー番組の爽やかレポーター」のキャラ造形を完璧に仕上げてきており、最高だった。

この人もティルダ・スウィントンも、な
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キング・アーサー(2016年製作の映画)

3.0

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2017年。6世紀に成立したアーサー王伝説にゆるっと基づいたファンタジー。

ガイ・リッチーのお家芸であるホモソーシャルなケイパー物を、円卓の騎士で行なっている。

以下、史実に照らし合わせて気になっ
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20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

5.0

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2016年。

レインコーツと20世紀後半のフェミニズム本の引用が同時に起こる映画。5億点というしかない。

好きなシーン①本を読んで知識を身につけたジェイミーが「僕、フェミ二ストだから」というシーン
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メッセージ(2016年製作の映画)

3.9

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2016年。エイリアンの文字を解読しようとする言語学者の物語に、彼女の未来の記憶がさしはさまれる。

ルイーズはヘプタポッド言語を学ぶことにより、未来の記憶を見る能力を持つ。

「未来が見通せるのなら
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スプリット(2017年製作の映画)

3.9

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2017年。

多重人格のヴィラン(ヴィランズ?)、「群れ(The Horde)」のオリジン・ストーリー。

女子高生の中で唯一やたらと落ち着いて対応できるケイシー。これまでずっと怪物と暮らしてきた来
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猿の惑星:新世紀(ライジング)(2014年製作の映画)

2.9

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2014年。

カンヌのレッドカーペットで着物を着た主演女優をキムタクがエスコートしなかったことが話題になっている。

この映画の主役シーザーは猿だが、人間の女性が高いところに登るところをエスコートし
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

3.9

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2017年。

姉のガモーラに訓練で負けるたびに、養父サノスによって身体のパーツを替えられていったというネビュラの壮絶な過去に驚愕した。妹の姿が毎週変わっていくのに気づかなかったガモーラはどうかと思っ
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ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

3.2

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2016年。

ポルノ女優の命が安く消費されたり、若い女性がマクガフィンとして用いられていたり(彼女がマクガフィンでしかないのは、彼女の死後フィルムのリールが取って代わることからも明らかである)、いろ
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.0

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2016年。

主演2人が芸達者すぎる。なにあのシャープかつしなやかな動き。フォトセッション時のライアン・ゴズリングの顔芸はやばかった。劇場内でも笑いが起こっていた。

J.K.シモンズは『セッション
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ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

5.0

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2016年。

原作小説がないのにも関わらず、よくこれだけ緻密で面白い物語が作れたな、と驚いた(脚本はBill Dubuque)。

冴えない会計士のクリスチャン・ウルフが主人公。彼の生い立ちと、現在
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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

4.0

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2014年。

ホラー映画なのに登場人物がヒステリックなパニックに陥らないことからくるゆったりとしたテンポと、歩調に合わせたドリー撮影が静かな雰囲気を生み出していた。デトロイトの廃墟の寂しさと相まって
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

5.0

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深刻ながら不思議な軽妙さを湛えた映画。

若い神父のロドリゴとガルペがトモギ村の村人にもらった食べ物をかきこむ横で、モキチがラテン語で主への感謝の祈りを唱え始める。急いで食べ物を口から出す神父たち。
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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

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ドニーさんのアクションにはこれまでも度肝を抜かれてきたが、まさか「レーザービームが飛び交う中呪文を唱えながらただ歩く姿」がこれほどかっこいい「アクション」になるとは思わなかった。静の美。

終盤の「W
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ミュージアム 序章(2016年製作の映画)

3.0

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幼女樹脂詰め殺害事件の冤罪疑惑を調査していたビデオジャーナリストの九堂仁。事件の真犯人と名乗るカエル男に娘を誘拐され、彼女の命と引き換えにミホという女子高生を攫うよう命令される。

最悪に胸糞が悪かっ
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君の名は。(2016年製作の映画)

3.2

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面白かったけど、どうしても納得が行かなかった点を取りあえずメモ。

国際映画祭に出品するような作品でしつこく女子高生の乳を揉むな。

新聞に「住民ほぼ無事」と書いてあったけど、普通死者の数を書くだろう
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ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

3.3

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サバイバル映画らしく、人も情報量も少なくてよかった。海と岩とブイしかない風景で研ぎ澄まされていく緊迫感。

しかしナンシーがカモメの傷ついた羽根を治すシーン、あまりにも喉が渇いた彼女が捌いて血を飲むの
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.5

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面白かったが、思想的には相容れない部分がある。「映画に政治をめちゃくちゃ持ち込んでる」ので、ちょっと書き留めておきたい。

とりあえず、熱いお茶とおにぎりを巨災対に差し入れする炊事担当の女性は、「社会
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イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ(2010年製作の映画)

5.0

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何度目かの鑑賞。

印象に残ったシーン。中盤、MBW(ミスター・ブレインウォッシュ)ことティエリー・グエッタが、母親の死から蚊帳の外にされた経験を話す場面がある。

そのトラウマから、すべてを映像に残
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クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

5.0

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面白かった。

高倉教授が「俺は犯罪者を御せる、プロファイリングできる」、と考えているのに結局二度も痛い目に遭う。西野に関し、「虫も殺せない奴だろう」と言っていたが、サッサと西野家の母親を撃っていたの
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.3

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エマニュエル・ルベツキによる自然風景の撮影は圧倒的なんだが、あと40分くらい短くできたのではないか。

移動の苦しさを一緒に体験できるという点では効果的なのかもしれないが…。

頭皮を二回インディアン
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ルーム(2015年製作の映画)

3.5

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17歳で誘拐・監禁されたジョーイが信じられないほど頭がいい。

まず、誘拐犯に「オールド・ニック(悪魔)」というあだ名を付け、決してジャックとの接触をさせず、ジャックに彼を父親と認識させない。また、外
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マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

3.4

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サブプライム・ローン破綻を最初に予測してCDSを大量購入し始めたマイケル・バリー。そんな先見の明がある彼について、エンディングのキャプションで「たった一つのものに投資を続けている。水だ」と出てくる。>>続きを読む

SHARING(2014年製作の映画)

3.2

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2014年。ショートバージョン(ロングバージョンはよりスリラー仕立てらしい)。

心理学、予知夢、ドッペルゲンガーをテーマに取りこんだ映画。

東日本大震災から3年。亡くなった恋人を忘れられずに幻覚を
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キングスマン(2015年製作の映画)

3.6

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黒縁メガネにオーダーメイドのスーツ姿で髪を振り乱して戦うコリン・ファースとか、マシュー・ヴォーン監督は乙女の見たいものをよくお分かりである。

ある優しき殺人者の記録(2014年製作の映画)

3.8

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クトゥルフのタイムリープもの。『コワすぎ!』シリーズの「トイレの花子さん」や「史上最恐の劇場版」で用いた手法と同じである。

サンジュンはこれまで25人殺している。その理由は、「27人殺せば幼い頃に交
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ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ(2015年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

"Camp Bloodbath"(1986年製作らしい)という映画内映画や、そのファンダムの名称"Bathematician"等、80年代ホラー映画への愛に溢れる。

「女が女を救う映画」でもある。タ
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