パン

パワー・オブ・ワンのパンのレビュー・感想・評価

パワー・オブ・ワン(1992年製作の映画)
3.9
最初はボクシング映画?と勘違いしたが思いっきり社会派映画だった。
舞台は1930年代、アパルトヘイト下の南アフリカで少年がボクシングを通して人種の壁に阻まれながらも少しずつ成長していく姿を描いた映画だ。
派手な映画ではないが中々の佳作。

20世紀は本当に暗黒の時代だなって思った。
別に現代が素晴らしいわけではないけどさ。
物語のテンポも良いしボクシングもあるから退屈しない作品。
黒人差別の問題は当然として、白人同士の争いとかも大変だよな。

若い頃のダニエル・クレイグが出てる!
実はこの時が彼の映画初出演らしいね。
そりゃ若くて初々しいはずだわ。しかも嫌な奴として登場する。
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