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悪魔の沼のtomorrowkeyのレビュー・感想・評価

悪魔の沼(1976年製作の映画)
3.5
凄く良い意味で、いやらしい映画だと感じました。

映像の感じは、当時のこともあり、ざらついた、少し淡くぼやっとしているようで、そこがまず良い。

舞台となる場所も、アトラクションのお化け屋敷のようで、セットっぽいんだけど、それが良い。
CGでなく、実際のもので作られて、その場にある感じ。
スターウォーズに出てくる、CGじゃない宇宙人が好きな人は、なんとなく分かるのではないか。

そして、おやじ。
容姿から、行動から、もういやらしさ満点。見た目で判断したくないけど、こんなところに泊まりたくもない。

そして、女性。
見栄を切った裸でなく、そのままの裸。
覗き見ているかのような写し方。
ムズムズします…。
エロスです。

そして、音声がなくても楽しめるのではないかという話のわかりやすさ。

これが実際の事件を元にしているから、驚き。

なにか、見てはいけないあれやこれやを見た映画でした。

でも、そんなに力を入れずに見るわけでもないから、本当に不思議です。
実にいやらしい。
褒めてます。
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