そーる

スリーパーズのそーるのネタバレレビュー・内容・結末

スリーパーズ(1996年製作の映画)
4.9

このレビューはネタバレを含みます

原作は実話との事。
ようやく鑑賞。

まず、ケビンベーコン、そしてロバートデニーロの演技が凄まじい。
ケビンベーコンの看守役は一生トラウマになりそうだし、ロバートデニーロの神父役は脱帽だ。
正しいことはなんなのか、嘘をつくとはどう言うことなのか、最後デニーロが教会で悩み抜く横顔で全てを物語らせるのは流石。

とある事件をきっかけに少年院に入れられた4人組。
そこでは一部の看守による暴行、強姦が行われていた。
退院後、2人はマフィア、1人は検事、1人はライターになる。
偶然居合わせた当時の看守(ケビンベーコン)を殺害してしまうが、その事件の担当検事はメンバーの1人であったマイケル(ブラッドピット)。
入念な復讐計画を練り、当時の看守たち全員に制裁を下す。

この映画後、行政はそんな少年院は存在しないと完全に否定したらしいがその真実の行方は如何に。

個人的には、全員が集まった最後の夜のシーンが忘れられない。
当時バカをやってた少年時代に、あの夜は戻れたのだろう。
みんなの笑顔、食事、酒。
「スタンドバイミー」をはじめ、
少年○人組が大人になって〜というような映画はたくさんあるが、
この映画の4人組が一番好きだ。
そーる

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