ただ、4人でずっと一緒に笑っていたかっただけ。
ゆき過ぎた行動から不運にも少年院送りになってしまった少年達。そこで彼らを待っていたのは更生名目のあまりにも残酷すぎる仕打ちだった。
苦楽を共にした4人の友情、デニーロ演じる司祭の人柄や良心には心にくるものがあった。
これまでの豪華キャストを集め、作品を通して伝えたかったこと。フィクションなのか、ノンフィクションなのか?どちらにせよ少し心に留めておかなければならないものを感じる作品だった。
完全にすっきりとまではいかないラスト。ミスティックリバーやスタンドバイミーを彷彿とさせる作風、まさかのレインマンの監督であることに驚いた!今作でも主要キャラであるケヴィンベーコンはミスティックリバーにも出演されていますね…。重い作品ながら、暗くなり過ぎず最後まで彼らの復讐を見届けることができたのは監督の力量あってこそだとも感じた。