Lisbeth

レクイエム・フォー・ドリームのLisbethのレビュー・感想・評価

4.0
 ヤク中役の最後は前々からある程度読めて、その通り結局ヘマしてバイバイというのがよくある展開だけれども、ある意味その展開のなかでのお迎え(=4)は、観客のためのカタルシスポイントでもあった。カタルシスとまではいかなくとも、壊疽する前に膿を抜く処置だった。
 だが、この作品は、そう勝手に気持ちよくはさせてくれない。それを超えて、自らの痛みに耐えられずに死を懇願する者を観る者が演じさせられる。改めて鬼才すぎる。
 プロット、カット、効果音すべてが戦慄へとつながっている。

マリオンのショーばっか検索するなて
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