このレビューはネタバレを含みます
今見ると出演者が奇跡のような感じも知る。
オダギリジョーと長澤まさみの売れないバンドマンと学校の先生役がとても似合ってました。
また小学生の橋本環奈と平祐奈なんかも出てて今を知っているからかもしれませんがオーラの様なものを感じます。
橋本環奈ってあの喋りは演技じゃなくて昔からこうだったのかとどうでもいいことを思ったりもしました。
ストーリーとしては夫婦間の中が悪く別居で鹿児島と福岡で離ればなれになった兄弟がまた一緒に暮らせるように新幹線が交差するところで願いを言えば奇跡が起こるということを信じ実行しに行くっていうストーリー
所々子供たちにアドリブというかフリーでやらせているように感じるシーンもありそれを受け入れられるか否かで評価は変わると思います。
自分は前述したとおり子役といっても実力がある子役ばかりだったので良いほうに傾きました。
学校をずる休みして自分たちで漫画とかフィギュア売ったりしたお金で切符を買って友達を出かけるというワクワクするシーンや小学生だけなので補導されそうになり見ず知らずの老夫婦の家に孫ですといって泊めてもらうシーンなど特別大きい出来事が起こるわけでもないが終始見ていてじんわり心が温まる。まぁいつもの是枝監督作品という感じでした。
肝心の願いについてはいろいろあるが自分はある男の子の"父親がパチンコをやめますように"という願いに一番心を打たれました。