このレビューはネタバレを含みます
何となく憂鬱な気持ちを抱えている妻子持ちのサラリーマン杉山正平(役所広司)が、帰りの電車内から見える社交ダンス教室の岸川舞(草刈民代)に惹かれて社交ダンス教室に通う。
奥さん昌子(原日出子)に浮気を疑われて探偵に素行調査されるけれど、問題なし判定。
アマチュア大会を目指して教室の皆と練習しているうちに、頑なだった舞とも打ち解けていく。
大会当日、順調だった面々だが妻子が観覧しているのに気付いた杉山は動揺して失態。
奥さんと仲直りし、イギリスに旅立つ舞のお別れパーティーでダンスを踊る。
日常の落ち着いた雰囲気と、たおやかで優しいダンスに癒される。
誰もいなくなったホールで二人踊るもんだと思いこんでいたけれど、皆も一緒に踊ってた。
年代もあり、奥さんの在り方に母を思い起こして妙な気持ちになる。芝生で踊るシーンで子供目線になってしまい直視できず。
一方的な憧れで終わるかと思っていたけれど、両想い。
舞に惹かれる理由は美人というだけで薄く感じた。そんなもんか?
発情を隠しきれずに女子をホテル街に連れ込む富夫。