久しぶりに鑑賞…
吉本ばななさんのキッチンは、当時はかなり大ブームが起こっていて、ネット社会の今じゃ信じられない。ベストセラーの本が感性をクリエイトしたなんて。日本のみならずイタリアでも人気があると聞いてすごいなぁと思った記憶がある👀
映画、やっぱり素晴らしいと思う…感性というか、こういう作品が日本映画にあるというのがうれしい。今見てもお洒落過ぎだよ、と思う。いまだから更におしゃれに感じるのかな?マンションのインテリア、お料理、素敵だなぁ。
映画の中にある影や夜や緑は、日常にある当たり前のものなのに、ハッとするほど綺麗で繊細な撮り方をしていて、絵になるシーンも沢山ある。インスタ映えはわざとらしいけど、この映画は対象との距離感が絶妙。嫌味じゃない。
演技酷評の川原あやこも松田ケイジも私はたまらなくいいと感じる。
川原あやこ主演って考えてみれば、絶対に選ばれなさそうなヒロインだよね。決めた監督は世の中に媚びてなくて素晴らしい。
なんでこんなにこの映画が好きなのかよくわからないけど、パッケージのワンピースも好み。センスって大事だと思うと同時に
出演者はみんなとても優しい、キャラ立ちしてるというのもポイントかと。配合間違えっていないやっぱりそこも含めてセンスの良さ!
(1人たまらなく嫌な女が出てきます)