「キッチン」という生活感のあるタイトルとは裏腹に、終始浮世離れした作品だった。
みかげと雄一の関係性、妻との死別を機に女性として生きることにした橋爪功、バブル期とはいえ広くてスタイリッシュ過ぎる家…
不思議な映画だったな…
ものすごく豊かであたたかいのに、
あのショールームのような無機質な家や
2人の演技。
小説「キッチン」に漂う死の気配は、
物語としてはなくとも、
部屋の2人や主演2人の演…
本作は、およそ生活臭が払拭された居住空間を主な舞台に、若い女性が無印良品のように「丁寧な暮らし」を送ることによって喪失感から癒されていく話だ。
今観ても浮世離れした設定の主人公を演じる川原亜矢子は…
日本のバブル経済がまさに絶頂期を迎えた1989年の作品らしく、家賃何百万するの?て雰囲気で、美術館ですか?て感じの名作デザインだらけの調度品や植物園?て感じの現実感の無い、だだっ広い生活空間とか、当…
>>続きを読む同居していた祖母を亡くし1人になった桜井みかげ(川原亜矢子)は、祖母が生前懇意にしていた青年の家で、彼の母親も一緒に3人で暮らすことになったが…
吉本ばななさんのベストセラーは読んでないけどこの映…
#森田芳光 監督作品「#キッチン」を観た。#吉本ばなな 原作の著書を映画化,主演は海外トップブランドのスーパーモデルになる前の #川原亜矢子。あどけなく垢抜けてなく演技も上手いとは言えないがこの作品…
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