マイ・フレンド・フォーエバーのルサンチマンたーくさんのネタバレレビュー・内容・結末

　エリックがいじめっ子に石を投げたシーンの気持ちが少し分かる気がする。

　フィクションなので誇張はあるだろうけど、当時のエイズへの偏見に心苦しいものを感じた。
　2人の過ごす日々はとても活き活きとしてて、どこにでもいる仲のいい子供達のそれなのですが、ふと楽しく観ていて忘れそうになった頃にデクスターが重篤なんだと思い出させてくるのがあって、軽い映画ではなかったです。
　
　ラストシーンは涙の連続だったけど、特にリンダがエリックの母親に詰め寄るところで耐えられませんでした。予想してたにしてもやっぱり結局死んでしまうのは悲しすぎる…

　靴をデクスターのと交換するのが良かったです。死んだ後どうなるかは分からない、でも例えそれが宇宙の光の届かない何百光年先の暗闇だったとしても、1人じゃないのはきっと心強いだろうなと思いました。