どうしてこんなに優しい映画がこの世に存在するの。
あまりにも泣きすぎて、嗚咽でむせてしまった。
エイズが治らないなんて、知ってる。どんな結果が待ってるかなんて、大人は皆、わかってる。それでも、2人を応援せざるを得なかった。
僕のせいだ、と言うデクスターが愛おしくて愛おしくてしょうがなかった。
私がデクスターだったら、ずっと独りだった自分にエリックのような友達ができて、どんなに幸せか、
私がデクスターのお母さんなら、そのことがどれだけ嬉しいか、
そんなことを思いながらエンドロールを眺めていた。
深い友情と、大きな大きな母親の愛を感じることのできる、最高に素敵な作品でした。
コンバースの靴を抱いて眠る彼が、いつまでもエリックの側にいると感じていてくれますように。