遥か彼方の昔、子供の頃日曜洋画劇場で観てずっとずうぅっと心に残っていた作品。
ざっくりとした内容以外監督名、出演者、題名さえも覚えていませんでしたが、事あるごとにシーンが頭をかすめて不思議な恐怖感が甦っていました。
偶然再会してうん十年振りに再見。
ホラーでも無いのに子供心に何が恐怖だったのかが今なら分かります。
何かに囚われる人間の哀しさ、抜け出せない皮肉な運命。
大人の、社会の、人間の怖さを始めて見せつけられた映画だったんでしょうね。
皮肉なエンディングも悲しい。
懐かしのトラウマ映画です。