Yuto

バッドボーイズのYutoのレビュー・感想・評価

バッドボーイズ(1995年製作の映画)
1.4
エドガー・ライトの『ホット・ファズ』を観たついでに鑑賞。


最後まで観るのが苦痛だった。

本当に、本当に、本作のキャラクターはアホばっかりである。
いちいち内容にツッコミを入れる気持ちさえ起きない。

なぜアクション映画を観るのが苦痛だったか。端的に言えば、本作の脚本は死ぬほど散らかっている。

劇中のコメディ要素は映画の本筋、即ち麻薬を盗んだ犯人の逮捕とは何の関係もない。
コメディの内容が面白くないのではない。単体で見れば面白いかもしれないコメディ要素を全く映画のストーリーに反映させてないのだ。
次から次へといろいろなことが起こるが、ストーリーと展開に一貫性がないから映画から気持ちが離れてしまう。

終盤の派手なアクションに関しては、上記の生きたいのか死にたいのかよくわからんアホどもが銃撃戦して爆発するだけ。
なんのことはない。アメリカ映画だ。

本作は何がやりたかった?
アクション?コメディ?
どっちもやりたきゃ、まずそのための脚本を考えなさい。


アホな映画も好きですが、本作ははっきり言って嫌いです。
この場でエドガー・ライトを持ち上げる気はありませんが、マイケル・ベイに少しでも期待した自分がバカでした。
Yuto

Yuto