プライムゼウス

華氏451のプライムゼウスのレビュー・感想・評価

華氏451(1966年製作の映画)
4.0
ディストピアの金字塔ということで拝見。この空気感、クセになります。「実在しない人間の物語は読んだものを不幸にする」本を焼く仕事をしている上司からの一言。オシャレな街並みに、美しい建物。逆さになったモノレールがまたカッコいいんだよなぁ。でも、何だか違和感が…、どこにも文字がないんです。劇中の「スクリーン」を、「スマホ」と言い換えればしっくりきます。でも、どうして字が読めるの? スクリーンにも、本の要素ないかな? たとえ話としては面白い。ただ、SFへの愛が感じられないなぁ。