華氏451の作品情報・感想・評価・動画配信

「華氏451」に投稿された感想・評価

カレス

カレスの感想・評価

3.5
昔、テレビで見た。
書物が忌み嫌われた世界
原作のある古典的なSF映画なのではないだろうか
なつこ

なつこの感想・評価

4.0
これ一度は本を読むか映画を観るかみんなした方がいいと思う。特に今の状況がこの世界に確実に近くなっている。個人的には小説の方が好きだった。なんでトリュフォーが映画化しようって思ったのか気になる。書物には魔術的なところなど微塵もない。……書物がいかに世界の断片を継ぎあわせて一着の衣服に仕立てあげたか、そこにこそ魔術は存在する。
GEN

GENの感想・評価

4.5
1967年に作られた映画だが原作のレイ・ブラッドベリーは更に昔に書かれたもの(1953年だそうです)。本自体が禁止され、垂れ込みが推奨された時代やTVと双方向でコミュニケーションできる未来の物語はもはや現代でも形を変えて実現しそうな状況であり、当時の慧眼に驚きである。
KOME

KOMEの感想・評価

3.0
焚書をテーマにした本作、レイブラッドベリ大好きで原作でめっちゃハラハラさせられた身としては物足りなかった...

SF感はフランスロケで撮ったとういうモノレールくらい
不思議な少女クラリスや主人公の逃亡を助けるフェーバー、猟犬、色んな要素が削除されていて
淡々と静かな映画でした
もっと複雑でヘヴィな映画だと思ってたんだけど
直球のエンタメだった

美術が素晴らしい
コレを観るだけで楽しめる
消防車なんか特に最高

トリュフォーはSF嫌いだからリアルではあるんだけど
キッチリSFしてるのはさすが
TVの気持ち悪さを見るに
トリュフォーはTVも嫌いだな
こんなのも撮れるのかよトリュフォーの兄貴。何年か前に四国の学校だったか本を何千冊も処分して批判されるニュース見て、そうか本がなくなる未来もあるのか。と不思議な気持ちになったこと思い出した。本も映画も音楽も何もかも享受できる幸せな時代に生まれたナ。んんん。享受しまくる。
冒頭、消防隊が出動する場面から始まるのだが、彼らの目的は隠されていた本を見つけ出して焼く事。
そう、この映画の中の消防士の仕事は、家を鎮火させるのではなく、焚書をする事なのだ。

言論統制、情報の規制などは、中国、韓国を見れば現代でも行われているし、
またこの日本でも、インターネットがあっても、その情報が正しいかどうかは分からない。簡単に偽情報を信じてしまう。
後半、空を飛ぶ人も出てきたけど、最近イギリスで開発された空飛ぶスーツとそっくりで笑ってしまった。

主人公の妻はテレビに心を奪われて、自分で考える事を止めてしまっていたけれど、私自身、本を読むよりもテレビを点けっぱなしにしてる事が多いから、ここに描かれている事は、現代にもかなり当てはまっていると思う(苦笑)。

主人公モンターグの妻と、本の楽しさを教えてくれた女優さんは同一人物なんですね。
全く別人と思って観ていました。
1966年の作品なので、建物や家の内装が“モダン”に出来ている。
私は70年の大阪万博を思い出しました。
本を奪われた人たちがとった行動が、古代の吟遊詩人みたいだったのも面白かったです。
全体主義政権の下で思想管理がされて書物を読むことが禁じられた社会で、市民が隠し持つ書物を探し出しては焼却処分する「ファイアマン」を務めるガイ・モンターグ。偶然出会った女性クラリスから本の素晴らしさを説かれる彼が、本に興味を持ち始めると共に徐々に妻との関係や社会のあり方に疑問を持つ様を描くディストピア映画です。

アメリカの人気作家レイ・ブラッドベリが執筆した本が燃える温度を題名とするSF小説をフランス人監督のフランソワ・トリュフォーが映画化した1966年公開作品で、管理社会ものながら本という身近な題材をテーマにした物語が好評を博し、後にマイケル・B・ジョーダンの主演でリメイクもなされるディストピア映画の代表作になりました。

テレビ普及で情報の文字から映像への移行を皮肉るお話で、その表現には小説がベストでオチもやや本末転倒感がありますが、本好きトリュフォーが徹底した文字排除での世界観作りや相反する二役をオスカー女優ジュリー・クリスティに担わせる様々な工夫でカバーします。ネット普及で情報の映像化続く現代にも通ずる主題を持つ一作です。
れ

れの感想・評価

-
どうやって撮ってるんだろう…てずっと考えてしまったけれど、本当に燃やしてんだろうな。本のチョイスからトリュフォーの本の虫加減がわかっちゃう、みたいな解説おもしろかった。あんまりトリュフォーには無いテイストだけど、むしろ、こういうのも作れんのかいな!!!と膝を打ってしまう。
ラスト歩き回ってる「本の人々」の“不規則な規則性”がめちゃくちゃトリュフォーぽくてニコニコしてしまった。森の中みたいな奥行きあるロケーションとか、トリュフォーの超得意技なのでは?という感じ。
サーフ

サーフの感想・評価

3.5
この映画は大学の時に講義の一環で見たような記憶がある。

書物を所持、読む事が禁止され、情報源はラジオ、テレビといった感覚的な媒体のみの社会を舞台としたディストピアもの。
他者の考え、思いを書物にから得られることが出来ないので民衆の行動、考えを統制することが意のままという世界。
この映画の世界観、フィクションの筈なんだけれど昨今の社会の動向見てると決してフィクションと言えないのが気色悪い…。

Youtube等で垂れ流されるコロナ関連の陰謀論を鵜吞みにする人々を間に当たりにすると社会が「華氏451」の世界に近づいていっているなんとも怖い。
主人公のモンターグの様に先人達の考えに目を向け広い視野で物事を捉えるという事の重要性を改めて認識させられる作品だった。

作中登場するインテリア類はレトロフューチャー感強くてオシャレで素敵。

普通の映画なら序盤で流れるタイトル、キャスト、スタッフの紹介が文字の所、今作は口頭で行われていて序盤から世界観の徹底がなされていて良かった。
>|

あなたにおすすめの記事