りょうすけ

ウルヴァリン:X-MEN ZEROのりょうすけのレビュー・感想・評価

ウルヴァリン:X-MEN ZERO(2009年製作の映画)
3.8
「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」

「ツォツィ」のギャヴィン・フッド監督がローガンことジェームズ・ハウレットが「ウルヴァリン」と呼ばれるヒーローになるまでの物語を描いた作品。中学生のときにガンビットが登場するくらいのところまで観たきりになっていたので、これを機に鑑賞。

「X-MEN」のシリーズは作品同士の繋がりが曖昧になっていることもあり、本作の設定も後にはよくわからない感じになってしまったが、結構面白かった。MCUが始まったのと同時期に制作された作品で「アイアンマン」や「インクレディブル・ハルク」の様な今のアメコミ映画とは異なる雑さがあるところも味があって良い。

セイバー・トゥースやガンビットを始めとした本作に登場したミュータントたちは今考えても魅力的なキャラが多かったと思う。デッドプールという名がつくことがなかったウェポンⅪことウェイド・ウィルソンも「デッドプール2」でなかったことになってたけど案外嫌いになれない。

「デッドプール&ウルヴァリン」でこの作品についてもまた触れてくれたら嬉しいし、他の「X-MEN」を観ていなくても楽しめる作品だと思うので、個人的にはなんだかんだ高評価の作品である。頼むから「デッドプール&ウルヴァリン」でセイバー・トゥースとガンビット(出来ればテイラー・キッチュのままで)を再登場させて欲しい。
りょうすけ

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