JiroFujita

スキャナー・ダークリーのJiroFujitaのレビュー・感想・評価

スキャナー・ダークリー(2006年製作の映画)
3.9
2006年当時、実際の映像にアニメのような処理を施した画像に惹かれて観たものの、ストーリーが内向的で難解だった為、挫折した経験あり。

今じっくり観ると、ユニークな画像処理が、ストーリーの根幹に関わる重要な演出であり、肝心のストーリーもドラッグの闇を扱った、クライムサスペンスとして申し分のない作品であることに気付かされた。

映像や音も洗練されていて、キアヌリーブスもロバート・ダウニー・Jrもなぜか現在の姿とほぼ変わりないから新作と言われても通用しそう。
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