監督 オリバー・ストーン
原案 タランティーノ
タイトルとポスターからしてもうヤバい。
何が現実で何がフィクションかよく分からなくなってくる
ずっと酒やクスリで酔ってるような映像で
殺しがとにかく軽い。殺人が日常の生活様式の中に取り込まれてる。
この話って視点がミッキー達からみた映像な気がした。感情がキレてるかもっとらキレてるかしかない。その他の感情の欠如を感じた。
原案のタランティーノっぽさもあるし、でも撮影方法とかやたら拘ってて遊びも少ないし違いも感じる。
あと意味わからない映画は素直に意味分からないと言えばいいと思った。恐怖のシリアルキラーをここまでヒロイックに描くのは何故だろう。互いをひたすら求め合うけど、純愛でもない。
最後に子供がほしいとか言ってのほほんと話すマーローのセリフが怖い。
TV番組のチャンネルが切り替わるごとに変わる回想シーン。コメディからシリアスなドラマまで
橋の上で手のひらを切って、重ねて、滴り落ちる血。それがアニメ合成されて、橋の下で赤い龍になる
このネイティヴアメリカンみたいなのは何なん?呪いかけられたよう
日本人リポーターが何でドラッグストアの現場にいるのか
捕まった後、警官2人が長い廊下を話しながら歩いて行くシーンはタランティーノっぽい。意味のない話を長々とする感じ。
TVインタビュー後、警官達油断しすぎだろ、っとここはありえないシーンだと思った。
オリバーストーンって初見だけど、中々壮絶な人生歩んでる。ベトナム戦争従軍して、死亡率の高い偵察部隊入って、除隊後に麻薬に溺れ、2度逮捕。私生活では3度の結婚。政治色強めの監督だと思ったけど、
自分は自由人なのかも。薬中になった経験も本作に影響してるかも
ミッキー
狼はなぜ狼として生まれたか知らないよ
殺人は純粋だよ。マスコミは毒の雨を降らせる。
2020.187