りっく

野ゆき山ゆき海べゆきのりっくのレビュー・感想・評価

野ゆき山ゆき海べゆき(1986年製作の映画)
4.5
日本も日本人もわんぱくだった時代
ヒロイン鷲見ゆり子を双眼鏡で覗き見
女の人というには小さく、女の子というには大きい
戦争下の子供たち性の目覚め
姉らしき人が息子に私に乱暴しないで
戦争をする大人は猿である
フィックスカメラで小津調
乱暴で体の大きな転校生の弟がいじめる
軍歌など唐突にミュージカル調
芸者街と地続き、性の世界に足を踏み入れる
風呂に入りながら歌う鷲見ゆり子ヌード

第第二章 わんぱく戦争
夏休みとともに戦争スタート
捕虜をたくさんとった方が勝ち
女湯に逃げ込む裸の女たち
ルール無視して石投げ合戦
戦争に人間が飲み込まれてしまう怪物

林泰文雷に打たれそうになる
鷲見ゆり子に服脱がされ洗ってもらう

異母兄弟で妾から生まれた鷲見ゆり子と弟
弟は2年間育児放棄して学校入ってるから2歳年上
だから力も強く背も大きい
弟は鷲見ゆり子に結婚してくれと言う
鷲見ゆり子は林泰文が好き
鷲見ゆり子も女郎屋に売られてしまう
尾美としのり船乗りと駆け落ちして逃げると告白
生理が来たような暗示そこに踏み入れられない林泰文
男だか戦争に行かせてくれと言う尾美としのり
鷲見ゆり子は四国の女郎屋に
爆竹などで救出作戦
どこへ逃げるの?わたし逃げるとこなんてないわ
それにひとりで逃げるのは寂しいもの
自分で女郎屋に戻っていく
尾美としのり脱走して鷲見ゆり子の元へ
油を被り船からダイブ
それを尾美としのりがお姫様抱っこでキャッチ
脱走兵を反逆罪で射殺しようとする兵隊
林泰文が妨害するが海に投げられる
二発目の銃弾が尾美としのりの胸に命中
燃えていく船を林は呆然と見つめる
鷲見ゆり子炎の中で悲しげな表情

エピローグ
少年兵を募集すると演説する中尉
子供たちが朝礼台にいたずら
落とし穴に落ちていく大人たち
喜ぶ子供たちも煙となって消えていく
原子爆弾のキノコ雲大写しでエンド
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