このレビューはネタバレを含みます
現金輸送車を襲った強盗団のリーダー、ニール・マッコーリー(ロバート・デ・ニーロ)をLA市警のヴィンセント・ハナ警部補(アル・パチーノ)が追う。
正反対の立場である2人だけど、仕事に励みつつも私生活に問題を抱えてしまうという点では似たもの同士なのかも。
コーヒーショップでニールとヴィンセントが会話するシーンでは、内容の物騒さ以上に2人の迫力が際立っている。
白昼堂々の銀行強盗から始まる市街地での銃撃戦はクライマックスかと思うほどの迫力がある!
警察役と強盗役で、それぞれ役に適した射撃訓練を受けたとのこと。このこだわりがあったからこそ、迫力あるアクションになったのかもしれない。
イーディと国外逃亡して平和な生活を目前にしても、ウェイングローの始末をつけに行くニールは少しカッコいいと思ってしまった。
終盤の空港での追跡劇は、中盤の迫力ある銃撃戦と打って変わって静かで緊張感があるシーンになっていておもしろかった。
決着はまさに紙一重。
「刑務所には戻らない」を有言実行したニールは勝ったとも言えるのかな。
ロバート・デ・ニーロカッコいい。
俺も何かあったら30秒で高飛びできる準備をしておこう😎