ゆきゆき

クリープショーのゆきゆきのレビュー・感想・評価

クリープショー(1982年製作の映画)
3.5
脚本スティーヴン・キング、監督ジョージ・A・ロメロ、特殊メイクにトム・サヴィーニと、ホラー界を代表する3人がタッグを組んだオムニバスホラー映画。

1話目は『父の日』はゾンビもの。毒親の親父が死んだあとも、自身のバースデーケーキに執着して蘇り、次々と子孫を襲っていくという、ゾンビとは別の意味で気持ち悪くなる話。

2話目は『ジュディ・ヴェレルの孤独な死』。主役をキング自身が演じてるが、普通に演技が上手くてびっくりする。どうしようもないボンクラ男のキングの姿は一見の価値あり。

3話目『迫りくる潮流』は、金持ちの仕組んだクソ意地悪な処刑ゲームと犠牲となった死者の復讐譚。クソ野郎をレスリー・ニールセンが見事に演じてますね。

4話目の『木箱』が一番尺も長く話も面白い。怪物に次々と人が食われてくモンスターパニックと思わせて、主人公側がそれを利用して目障りな妻を始末させようとする構造が面白い。出自がわからないけど箱に人を引きづり込んで捕食する怪物の設定でいろいろ話が出来そうですね。

5話目『這い寄るやつら』、Gが気持ち悪い。以上。

やはり一流どころが揃っただけあって、安定の面白さでしたね。
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