RIO

オリーブの林をぬけてのRIOのレビュー・感想・評価

オリーブの林をぬけて(1994年製作の映画)
3.7
トラックのサイドミラーに映り込む景色まで素晴らしい
緑が豊かなテヘランのコケルという村
車が通れないと頼んでも道路を私物化してのんびりと仕事したりおおらかさは全開

映画を作る為に選ばれる青年
女子の前ではあがってしまって台詞が出てこないままフリーズ なんて
どれだけの可愛い女の子が2階に居るのだろう

「友だちのうちはどこ」のババク・アハマッドプールとアハマッド・アハマッドプールが2人で首をかしげて車の窓からこちらを見ているのは嬉しい 相変わらずの表情だった

ストーリーはなかなかウンと言ってくれない彼女に猛烈アタックする彼の恋の行方

映画の台詞が出てこないように物事は思うように運ばない
美味しい空気だけでは食べてはいけないという事 大自然は突然に牙を剥いて大切な人々を連れ去ってしまう美しくも厳しい万物の掟

激しく走る熱い気持ちを優しく見守る
黙って聞いているオリーブの葉を直ぐ傍に感じるように生き生きとしていた
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