オリーブの林をぬけての作品情報・感想・評価・動画配信

「オリーブの林をぬけて」に投稿された感想・評価

hirobey

hirobeyの感想・評価

3.9
イランのアッバス・キアロスタミ監督作品。
「友だちのうちはどこ?」「そして人生はつづく」からの「ジグザグ道3部作」の完結編。
とは言え、3作品の関係性は、時系列的に継続するいわゆる続編ではない。どちらかといえばスピンオフのような関係性か。

「友だちの〜」製作から3年後にイラン大地震が起こり、監督自身が映画に出演した子供の安否を確認するために被災地に出向くドキュメンタリー風作品が「そして〜」。ここに、地震の翌日に結婚した若夫婦が登場する。本作は、この2人の物語を軸に「そして〜」を撮影している側をドキュメンタリー風に描いている。
とは言え、ここに出てくる監督もまたキアロスタミ自身ではない。つまり、本作には、「そして〜」に登場する監督役と、それを撮影する監督役、さらにそれを撮影するキアロスタミという本当の監督が存在する。なんともややこしく、しかしこの視点がハマる。

夫役の青年ホセインと妻役のタヘレ。実は、以前プロポーズしていたが断られている。何度も口説こうとするも相手にしてもらえないホセインの饒舌さ、何度も同じシーンを撮り直す様子が実に滑稽。もはやどこまでがドキュメントなのか分からないが、撮影隊も含め皆真剣なのにユーモアが感じられる作品になっている。

花の鉢を持って見学している子供は確かに第1作の主役の少年だが、少し成長しているようだ。
また、助監督?のシヴァさんがトラックを運転したり、撮影隊を起こしに行ったりと八面六臂の大活躍。
鉢植えを各家庭から持ち寄って撮影している辺りは、微笑ましい。

あのジグザグ道もしっかり登場するが、3作品を観ているうちにこの村々の地理が少し分かってきたような気がする(笑)
大地震があっても、ジグザグ道は変わらずに村と村を繋いでいたんだなぁ。

「オリーブの林をぬけて」ってタイトルが、イメージと違って、確かに抜けるんだけど…。
それも含めてとてもシュールでユーモラスな作品。
ジグザグ道三部作の第3作目。
映画内映画という入れ子構造。
1作目、2作目、3作目と順番に観ていくことで深みを増していく。

ナチュラルボーンストーカーのホセイン VS 氷の心を持つ女タヘレ

シヴァさんのズバズバ言うところにヒヤヒヤしながら観てた。
こういう人が仕事が出来る人なんだろうな。
ラスト数分の引きの風景がなんとも美しい。
これが25年以上前の映画というのが驚き。
個人的には2作目が一番好き。
190

190の感想・評価

-
三部作まとめてプライムで見られるのに気づかず、これから見てしまった
後で順番に見直しました

なかなか言うことを聞いてくれない出演者たち
ホセインとタヘレ、どっちもなんなんだ
iikimm

iikimmの感想・評価

4.2
タヘレあそこまで塩対応すごいし、すごい帰り道。
タヘレの気持ちを明かさないしみせない。それがキアロスタミ。
よかったー
毎回あの坂登るんや

順番適当に見てたけど撮影順でも良かったな
かす

かすの感想・評価

4.3
前作全体が今作の劇中劇になっているという豪華な入れ子構造に驚き。どの時点でここまでの構想があったのだろう。

裏でこんなことが起きていたのか的な普通とはちょっと違った楽しみ方をする映画で正当に評価を下すのが難しいが、三部作を通して見たときの満足度はピカイチ。

もはやストーカーとも呼べるホセインくんの一途な愛は突き抜けすぎてて若干怖かった。
ジグザグ道三部作ようやく制覇。
『そして人生は続く』とリンクしたストーリー。やっと会えたねアハマッド。ラストはやっぱり遠景長回し。

ホセインが結婚できないのは、家がないとか字が書けないとかじゃなく、人間性の問題だ。
苦手な男だ 自分をやたら売りこむあまりのしつこさ タヘレもきっとあんな男のことなんか好きじゃない 早くふってやれよ と思いながらみてました

それにしてもタヘレはタヘレでうんともすんとも言わなさすぎ それはそれでどうかと思うけど ちょっと彼のことが可哀想になってきた私 

でもラストで返事しない彼女を罵倒する彼をみて確信したよ この男ぜったい釣った魚に餌やらないやつだ いざ自分のものになると態度が変わるやつだ タヘレだまされちゃだめだ 
おさや

おさやの感想・評価

3.7
ジグザグ道3部作完了、すっかり魅了されてしまった
タヘレ塩だし、演技もしてくれないしなんだよこれ〜
最後の長回しすごいよかったけど、家どこやねん
引き続き地震後の土地。
映画撮影。
この監督は映画のお話ネタ好きなのかなぁ。
古いのはわかるけど美しい町並みなのはわかる。
それが故おしゃれな映画に見える。
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