「友だちのうちはどこ?」のキャストに再び会いにいくという体裁で、地震で被災したイランの人々が直面する現実を見せつけながらも、中には明らかに演技らしい「作り物」も入っており、ドキュメンタリーっぽくてドキュメンタリーではないような何やらよくわからない構造の映画の、その中のエピソードの1つを引っ張り出してきて、新たなフィクションの映画に仕上げようとする人たちに関する映画、というまたまた何やらよくわからない構造の映画
最後には文字通り
キターーー(゜∀゜)ーーーー!!!!!
という懐かしの「電車男」をも彷彿させる清々しさ
VHSでは画素が粗すぎてドットにしか見えなかったあのラストカットを、いつか存分に味わえる日が来ればと願う