アッバス・キアロスタミ監督3部作の第3作目。
前作で結婚話を語る印象的な青年に焦点を当てた内容。
冒頭から監督役の俳優が、「これは映画内映画だ」というのをきっちり説明してくれる。
前作を撮っている設定。これは面白い。
「地震の日に結婚した」と言っていた彼はキャスティングされた地元民で、相手役の女性とも色々あって…
ちょっとしつこすぎる(恋愛的にも)と感じるけど、それももはやこの映画の味だろう。
やはり引きのショットが秀逸。
子どもの話に始まって大人な内容で締める。
思いもよらない3部作に満足感十分でした。