ぬ

チェンジリングのぬのネタバレレビュー・内容・結末

チェンジリング(2008年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

望まずに繰り返した罪を掘り起こす少年のシーンが良い

自らもまた逃げられずに共犯者となった現実と直面する恐ろしさから、初めは掘ることを躊躇する。
一つ掘り、一つ掘り、シャベルが真実を明かしていくほどに、堪えてきた彼の心の内もあふれ出していくよう
現れるこどもたちと自分自身との対話、後悔、無念、悔恨、贖罪と祈りに胸を貫かれる思いになる

もういい、と警察が止めても彼の手はシャベルで罪を掘り起こし続ける
誰もいない牧場、灼熱の陽射しの下で
ぬ