真正面から絶望を描いてないと、希望を描いても 光を感じない
クリント・イーストウッド、いい監督ですね
アンジェリーナ渾身の演技、もはや演技に見えない演技、素晴らしい
ジョーンズ刑事が非を認めた時にね 頰をピクッてさせたんです
むしろそれしかしなかった
でもそれだけで 本当にいろんなことを表してた
これが実話?と疑いたくなるほど恐ろしい 警察の腐敗
昔の警察はそうだったんだね 怖い
腹が立って ほんとに胸が悪くなる
「もう私には失うものがないから なにも怖くありません」
ウォルターへの思いと 想像もつかない痛みを抱えて、静かに闘い続ける姿
痛みと哀しみと怒りで 憔然と幽鬼のようであるのに、それでも背筋を伸ばし凜としている姿
頑張れ頑張れと 泣いてしまった 祈ってしまった
最後まで力ある展開
「昨日までなかったものを手に入れました
希望です」
アンジェリーナのその笑顔に、光を感じた