B級ホラーな感じで始まり
終始、脚本もセットも演技も演出も拙く幼稚
宣伝文句に「スポーツ名門校のアスリート達の身体能力と、未来を知る現代人の知識を活かして戦う！」みたいなことが書いてあり
僕はつい
いったいどんな、戦国武士が思いもつかない チームワークと機知に富んだ 愉快な作戦で 意表を突いてくれるんだろうかと
期待しすぎてしまったのかもしれません
アメフト部は愚直に丸腰で敵にとっこんでゆくし、剣道部は木刀で フェンシング部はあの細いサーベルで 空手部ボクシング部に至っては素手で、甲冑の武士がに立ち向かってゆくし
現代ぽいアイデアは 手作り爆弾とドローンくらいですかね
原作は読んでいませんが、少なくとも映画は、アスリートとしても現代人としても、さほどのアドバンテージや創意工夫はなく
ワクワクしていた僕の期待を 大きく下まわったストーリーでした
あと
もっと みんなで助かって全員で帰ろう！みたいな話かと思ってたんですが
わりと高校生がバンバン死にます
そんで、ワタクシ 元演劇部だから思いあたるんですが、死ぬシーン演じるのって めっちゃ楽しいんですよね笑
若手俳優さん達が、死ぬシーンを、気持ちよ〜く、俺の死に様かっこいいだろ？！つって 自分に酔いどれて 演じてるのが、観ていてこそばゆく、安っぽさも満点でした
最後の 家康の肖像画だけ、意外で面白かったです
