鹿田

ゴジラVSキングギドラの鹿田のレビュー・感想・評価

ゴジラVSキングギドラ(1991年製作の映画)
4.0
未来人が過去に遡って、放射能を浴びてゴジラになる前の恐竜を別の場所にテレポートさせて過去改編しようと提案し実践するが、実は代わりに未来の動物に放射能を浴びさせてキングギドラを誕生させて日本をめちゃくちゃする魂胆だったという話。

初めて観たゴジラ映画で今でも大好きな作品。
改めて観ると昔のゴジラによくあった、侵略者が怪獣に地球を襲わせるパターンが久しぶりに踏襲されており、
音楽も重厚で非常によい。
単純にキングギドラ出てくるから最高。

色んな映画の変なオマージュがあったり、未来の飛行機を見た軍人がスピルバーグの父親だったみたいな若干すべり気味なところもあったり、
一時間くらいゴジラ出てこない焦れったさもあるのですが、
ゴジラになる前の爬虫類の姿が初めてハッキリと出てくるうえ、ゴジラとキングギドラがタイマンでやり合う唯一の作品であり、クライマックスに更に死ぬほどかっこいい怪獣も出てくるという贅沢な1本。

新堂とゴジラが見つめ合う時に、ゴジラがちょっと泣いてるみたいに見えて、ここは個人的にすごい好きなシーン。
鹿田

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