冒頭から朝倉の正体が掴みきれないまま話は進んでいき、組織にも与せずたった一人でワルを貫きカネを掴んでいく……。
そんなワルを痛快に演じる松田優作、めちゃくちゃカッコいい。
スラリとしたスタイル、ワイルドな顔つき、特にキリッとした目と太い眉がとても印象的、ゾクッとする低くドスの効いた声、映画全体としてはツッコミどころ満載であるが、同時に松田優作の魅力が満載の映画と感じた。
そして風吹ジュンがとても美しい。
今も可愛いおばさんではあるが、当時の風吹ジュンの美しさは特筆もの。
濡れ場も素晴らしく、濡れ場シーンだけ何度も見たくなった。
それにしても朝倉（松田優作）、京子（風吹ジュン）をヤク中に堕とすやり方はアカンやろ！
現金強盗での射殺よりもタチが悪いと感じた。
