監督 ニール・ブロンカンプ
脚本 ニール・ブロンカンプ
テリー・タッチェル
SFとエイリアンとメカと。
武器会社と武装勢力と。
要素がたくさんで初めて見るタイプのSFだった。
3Dの力なのか、映像美を感じた。
戦闘シーン、宇宙船が飛ぶシーン。そしてあのエビエイリアンの子供がETかのように愛着湧いてくる。
ストーリーや人物の心情を理解できなくても楽しく観られる。独特のなんか凄い感がある映画。
南アフリカ共和国・ヨハネスブルク上空に現れた巨大宇宙船。船内には弱ったエイリアン達。彼らは一時的に保護され、彼らの居住地は第9地区と言われ、スラム化した。
エイリアン達は次第に犯罪に手を染め、地区の治安は悪化する。
エイリアンの強制移住の責任者、ヴィカスはエイリアンの家で見つけた液体を浴び、感染する。左腕はエイリアンに変身し、そのためにエイリアンしか扱えない武器を使えるようになる。しかしそれこそが彼の勤める武器会社の狙いだった。
標本にされそうになったヴィカスは一人逃走する。
ヒストリーチャンネルやFOX TVかと思うほど、ドキュメンタリー調で物語が進行していく。
ナイジェリア人地区で蔓延るエイリアンを狙った猫缶詐欺、エイリアンの武器の取引
豚ぶっ飛ばして攻撃するとこ、つい笑ってしまった。
2021.108.