アランスミシー

第9地区のアランスミシーのネタバレレビュー・内容・結末

第9地区(2009年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

大体エイリアンが出てくる映画は初めから敵対の関係にあることが多いのですが、この映画では共存しおり、言語でコミュニケーションが取れ、道具を使うこともできます。

最初はドキュメンタリー調で描かれ、主人公に異変が生じた辺りから主人公視点に切り替わります。主人公の因果応報で招いた事態なのですが、人間社会から隔絶されていく主人公の姿は心が痛みました。

第10地区に移設されたエイリアンは増え続けている。虐げられてきた少数派の数が増え続けると将来どうなるのか…エイリアンが題材でしたが、現代の民族紛争にもリンクするような気がします。ストーリーがまとまっていて面白かったです。