イギリス諜報部員で殺し屋でもあるジェームズボンドの活躍を描いた007シリーズの17作目。
主演は5代目ボンド役のピアース・ブロスナンにバトンタッチ。
イザベラ・スコルプコがボンドガールを演じ、ファムケ・ヤンセン、ショーン・ビーン、ジュディ・デンチらが共演。
オープニングは、巨大ダムの底にあるUSSRアーカンゲル化学兵器工場に潜入するためのダムの空中ダイブで始まる。
イギリス諜報機関の殺し屋007ことジェームズ・ボンド（ピアース・ブロスナン）は仲間の006（ショーン・ビーン）とともに、ソ連の化学兵器工場を破壊するために侵入し、工場の爆破には成功するが、006は殺されてしまう。
9年後、ボンドはモナコの山道で深紅のフェラーリを高速で飛ばす謎の女性（ファムケ・ヤンセン）と知り合う。
後日、彼女はフランス海軍フリゲート艦でデモンストレーション中の最新鋭タイガー・ヘリコプターを奪って逃走する。
彼女はロシアのセヴェルナヤ宇宙兵器管理センターで、EMP電磁波動初期攻撃用衛星兵器ゴールデンアイのコントロールユニットを奪って逃走する。
ボンドはEMPコントロールユニットの行方を追う命令を受けるが、事件の黒幕は意外な人物であった....
ボンドガールはロシアの2等プログラマーであるナターリアを演じるイザベラ・スコルプコ。
ダブルオーセクション長Mは、本作品からジュディ・デンチが演じ、ボンドを「女性蔑視の古代人」と酷評する。
好敵手は犯罪シンジケート”ヤヌス”の女パイロットのオナトップ（ファムケ・ヤンセン）で、絞め技が好きでアレがかなり激しくて笑える。
ボンドカーはアストンマーティンDB5とBMW Z3ロードスターだが、ほとんど活躍しない。
ボンドカーに代わり、ロシア戦車による迫力の市街追跡劇が繰り広げられ、最後の戦車対列車の攻防は圧巻です。
ボンドの秘密アイテムはペン型爆弾でギミックにハラハラさせられる。
ラストはCIAと海兵隊が大活躍して笑いを誘う。
「続きはバンタナモ基地でゆっくりやったらどうだ？」
2024.3 BS日テレで鑑賞（吹替）
2020.10 BS-TBSで鑑賞（吹替）
