ぬーこ

新・猿の惑星のぬーこのレビュー・感想・評価

新・猿の惑星(1971年製作の映画)
3.8
監督 ドン・テイラー
脚本 ポール・デーン

猿の惑星シリーズ3作目。
今度は猿たちが現代の地球に来た。
前作の戦争で破壊された地球。だがその破壊前にジーラたちチンパンジーの科学者達は脱出していた。タイムトラベルにより現在の地球にやって来る。知能を持ち言葉を喋れる彼らは一躍時の人?猿?となる。
ジーラが酔って話した地球の未来を知り、委員会の顧問はジーラ達も危険視する。いずれ人にとって代わられるなら赤子を殺せ!ジーラ達の逃亡が始まる。

実際に起きたらありえそうなプロットでよく出来ていた。ラストも好きだった。
抹殺しようとする科学者の考えも分かるし、ちょっと感情的で抜けてるジーラも面白い。

無限後退の説明おもしろ!今通用する理論か知らないけど。絵を描く画家がその画家の絵を描く。だが今度はその画家を描く画家を誰かが観察しないと矛盾が起きるという理論。

何故猿が人間より優位になったかの説明も斬新。犬と猫が死んで、人間が猿をペットにした。2世紀を経たないうちに猿は人の手伝いができるようになった。


2021.56
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