20200818/国立映画アーカイブ「松竹100年」
以前にどこかで観たら、音声がほとんど聴き取れず、フィルセンなら大丈夫だろうと思って行ったのだが、結局、同じプリントだった。よって今回も、細部が、いまひとつわからなかった。
渋谷実作品は、どうもわたしはダメで、合わないのだが、とにかく本作はデビューの淡島千景の魅力爆発なので、それを楽しみに行った。できれば、物語の最後まで、彼女をからめてほしかったが、しかし占領中の昭和25年に、あのような女優の姿を映画館で観ることは、カルチャー・ショックに近かったのではないか。
間引かれた席数ながら、ほとんど埋まっていた。