平田一

バイオハザードV リトリビューションの平田一のレビュー・感想・評価

2.5
“世界を壊せ。地球を救うために。”

日本生まれの世界的大ヒットホラーゲームをハリウッドが映画化した人気シリーズ第5弾。洗脳されたジル・バレンタインに急襲されたアリスのもとに、宿敵たるウェスカーから協力を持ちかけられる。文字通りのウルトラCが連発する本作では前作のスタッフ・キャストに、過去作のキャスト陣、新規キャスト陣集結のまるでお祭り状態に。

アルカディアを襲撃してきたアンブレラ社急襲部隊。その中にはかつての仲間ジル・バレンタインの姿も。捕らえられたアリスの窮地を救ったのはウェスカーだった。ウェスカーと彼の命で潜入していたエイダ・ウォンから、アンブレラ社生物兵器研究最高機密施設「アンブレラ・プライム」にいることを知らされる。一瞬でも油断の出来ない事態に翻弄される中、アリスたちは迫る危機を切り抜けようと奮闘し―――。

ユーモアや良い意味でのゲームっぽさの増強と、相変わらずキメキメモードのアリスの此度の戦闘服、ウェポン面での素晴らしさと、抜かりがないのが安心です。特に此度の舞台たるアンブレラ・プライムはドラマシリーズか何かの舞台にしても良いのでは?レベル! あそこだけで1シーズン描く余地がありますよw

ですがまあ、その他においては悪い意味での平常運転。一体シリーズどこへ行く? 話もキャラも迷子すぎ。というかクローン技術でよみがえったキャラクターって客寄せパンダ以外の価値があったかホントに分かりません。

次でいよいよ完結編。
連続して見てきたけれど、やっぱシリーズは1作目がホント素晴らしかったな。
平田一

平田一