このレビューはネタバレを含みます
綺麗にまとまっている物語だ。というよりまとまり過ぎていて物足りないというか。
三つの物語が作中で描かれるがその二つ目の途中でなんとなくどういう話になっていくか流れが読めてしまう。まあ、それが悪いわけではないのだが、二つ目のヤクザの話がちょっと不自然に浮いてしまっている印象を受けた。
死神が遭遇するエピソードをもっと色々散りばめた中で描いていった方が良かったかも。小西真奈美が演じる女性の人生に焦点を当て過ぎたかなと。
金城武のどこか浮世離れした雰囲気は役柄に合っていると思う。