ShinMakita

危険なささやきのShinMakitaのレビュー・感想・評価

危険なささやき(1981年製作の映画)
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*追悼:アラン・ドロン



元刑事の私立探偵シュカスは、イザベル・ピゴという夫人の訪問を受けた。盲目の娘マルトが行方不明になっていて、探して欲しいと言うのだ。とある薬局での店員の使い込み調査を終えたばかりで暇になったシュカスは依頼を引き受ける。しかし引き受けた途端、プラディエ&カスペールと名乗るヤクザが事務所に現れ、「マルトは恋人と駆け落ちしただけだ。調査から手を引け」と脅迫されてしまう。おまけに、ピゴ夫人も何者かに射殺されてしまった。さらに、事務所に現れた特捜刑事マドリエが、何の予告も無くシュカスを殺そうと銃を向けてきた。マドリエを倒し、秘書シャルロットの元へ避難したシュカスだが、翌朝には彼は指名手配の身となってしまった。盲目少女失踪の真相は何か?なぜ俺が事件に巻き込まれることになったのか?シュカスは持ち前のガッツで事件全容解明のため動きだす・・・


「危険なささやき」



ドロン自身の監督作。冒頭1.6秒で見事なガバメントさばきを見せるドロン。でも銃撃シーンはあまり見所がありません。込み入ったスジは、メモを取りながらやっと追いつける(フランス人の人名は覚えにくい!)感じだし、オチも正直ショボイ印象です。これヒットしなかっただろうなあ(苦笑)。

注目は、秘書シャルロットを演じたアンヌ・パリローでしょうか。若干21歳、カスペールに拉致られたときに、見事な全裸体を披露しております。
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