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日本のいちばん長い日のTのレビュー・感想・評価

日本のいちばん長い日(1967年製作の映画)
4.8
町山智浩さん曰く「見なければいけない映画」という評価とは別に、「むちゃくちゃ面白いから見たほうがいいよ!」と思いました!

もちろん町山さんの言う「見なければいけない映画」という意味もとても良くわかりました。

1945年8月13日から14日にかけて、15日の玉音放送に至るまで誰が何を思い、どう動いたのか、そしてそれぞれがどういう結末を迎えたのか。何かとキナ臭くなってきた現代、知っておくべきです。

それとは別にエンタメとしてもむちゃくちゃ面白いです。豪華すぎる俳優陣は言うまでもなく素晴らしいですし、「玉音」を録音したレコードを奪うのか奪われるのかのサスペンスもハラハラします。中でも群像劇の中でフォーカスかれる三船敏郎演じる阿南陸軍大臣の葛藤は白眉。

古い白黒映画で戦争テーマ、評論家が「見るべき」なんて言うと、ちょっとハードルが高いように感じられますが、エンタメ群像劇として抜群に面白いので誰でも楽しめる広く見られるべき映画だと思います!

8/29現在Amazonプライム・ビデオで岡本喜八監督作品がたくさん配信中です。これを機に岡本喜八映画を見まくります。

これだからAmazonプライム・ビデオは解約できない。三浦瑠璃CMで解約した人も、反戦というテーマが通底する岡本喜八作品をライナンナップしたAmazonプライム・ビデオ、再契約してもいいかもですよ?
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