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L.A.大捜査線/狼たちの街のMcQのレビュー・感想・評価

L.A.大捜査線/狼たちの街(1985年製作の映画)
3.8
狼にルールは無用!
無鉄砲な刑事(シークレットサービス?)の〝ある計画〟に巻き込まれた気弱な相棒。待ち受けるのは底無し沼。一歩踏み出せば後は沈むだけ、、

「恐怖の報酬」が公開当時大コケだったとは知らなんだ、、どうやら本作が起死回生の一撃らしい。

タイトルバックからスタイリッシュな編集テクにテンション上がった。これは〝ヤバい事〟が起きる予感、、

「フレンチコネクション」といい、これまたザラついた街の風合い。場面、場面で切り替わる青や赤、夕陽が沈む空のグラデーションがかっこいい。

前半は少々退屈ながら〝一発の銃弾〟から空気は一新、、その先は怒涛の展開。思わぬ不意打ち。見えざる敵の襲撃は止まらない。そこに善悪の区別は無く転ぶ先など分からない!

不意打ち攻撃とカーチェイスはフリードキン監督の得意技かもしれない。リアル過ぎて腰抜ける。

ウィレム・デフォーがメンズエステ行きたてのような顔立ち!笑
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