L.A.大捜査線/狼たちの街の作品情報・感想・評価

「L.A.大捜査線/狼たちの街」に投稿された感想・評価

和

和の感想・評価

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奇しくも本作と同時期に三池崇史監督の初期傑作"新宿黒社会"を鑑賞したのですが、双方ともにアウトロー刑事ものである上に作品に危ない空気が漂う傑作でした。

本作は北野武初監督作品である"その男凶暴につき"の元ネタとして有名な作品です。死を恐れぬ恐ろしい刑事という類似点以外にも目まぐるしいチェイスなど元ネタとしての要素を感じられます。ただ"鬼火"から挿入歌やスピード感を拾った北野監督作とはやはり明確な違いの方が感じます。

刑事モノにも関わらず正義がどうのこうのという作品では全くなく、個人的にどこか近しい雰囲気を感じるのがゴダール監督の"勝手にしやがれ"。この人間が持つ情熱やエネルギーをスピーディーな映画へと伝染させる様が物語は全く異なるにも関わらず、どこか近いものを感じます。

今年の夏に世間を再び盛り上げた"孤狼の血"なんかに心が震えた方などにも本作を強くお勧めしたい一本。
フリードキンが監督ぐらいしか覚えはなかったが、刑事たちと犯人との捜査を丹念に描く。

この丹念には言い換えれば地味であるということ。
捜査の過程で法を破る状態。
対して敵にはウィレム・デフォーがやはり引き付ける。

かなり残酷な描写も平気で写しだされるあたり、この時代が伺える。

細かいところでタトゥーロが出ていたりとそれなりに発見もあるが、最後はスッキリしない感じ。
b

bの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

スリルの為なら犯罪も厭わないスリルジャンキーのキチガイ捜査官
通貨偽造団”マスターズ”を追う捜査官リチャード・チャンス。強引な捜査が故に自ら深みにハマっていくー

登場人物全員が冷酷であり、救いようがないこの空気感が堪らない傑作。”狼たちの街”とはよく言ったものだ。
とにかく暗い、暗い、暗い。北野武が影響を受けたと言うのも頷ける。
そしてマスターズのボスを演じるのは”ウィレム・デフォー”。どの角度から、どう見ても悪役である。

音楽に関してだが、良くも悪くも80年代臭が半端なくこれが何とも言い難い(笑) 楽曲自体は悪くないのだが、本編の雰囲気にどうも合っていない気がする。監督の意思なのかどうなのかが気になる所だ。

因みにその監督と言うのが『フレンチ・コネクション (1971)』で有名なウィリアム・フリードキン。こちらは名作と名高く知名度もあるが、本作はと言うとなかなかDVDレンタルされておらず、どうしても観たかったので今回盤を購入した次第。
てるる

てるるの感想・評価

4.0
ニック・ノルティ主演の映画と同タイトルだけど、こちらの方が先。

同じL.Aが舞台で、暴走する刑事という共通点から邦題パクったんだろうか。

しかしこちらはウィリアム・フリードキン監督だけあって、そこらの凡庸なポリスアクションとは訳が違う。

主人公はバンジージャンプ大好きなアドレナリン中毒な猪突猛進刑事チャンス。
偽札作りの天才マスターズを追う相棒が定年退職2日前に殺されてしまう。
そこからマスターズを逮捕するために暴走していく…。

オープニングの自爆からして笑えるんだけど、その後の展開が容赦ない。
ショットガンでの殺し方がエグい!

主人公がなかなかのクズ。
捕まえた女性を強制的にスパイにさせるんだけど、その扱いがヒドイ。

チャンスは遂に刑事としてあるまじきことをしてしまうんだけど、その結末に唖然。
そして主人公の末路に呆然。

そこから更に後味の悪い一捻りぶっ込んでくるフリードキン監督の変態さ加減。
あの女性の表情がまた闇を感じさせる。

そして主人公以上に狂った偽札屋のマスターズにウィレム・デフォー。
お肌ピチピチの若い頃だけど、既に冷徹な犯罪者役をなんなくこなしてる。

そういえばマスターズの仲間コディ役はジョン・タトゥーロだった。
この人昔からあんま変わんないな。

弁護士役に大好きな映画「ランゴリアーズ」のディーン・ストックウェルが出てたのは嬉しい驚き。

ちょっと普通じゃないポリスアクションを観たいならオススメです。
北野武監督が選ぶ好きな映画10本に本作が挙げられていたので鑑賞。前からずっと観たくて、かなり期待していたんですが面白くなかったですね。まず、暴力描写が物足りないですね。もっとあってよかった。イマイチ盛り上がりにも欠けましたね。ラスト30分くらいでちょっとだけ盛り上がったかなという感じ。でもそれまでが長い。テンポも悪かった気がするし、ストーリーもあんまりだったのでなんだかなぁという感じでした。とにかく、暴力やバイオレンスが少なかったのが一番残念でした。これはかなり期待ハズレだった。
ネット

ネットの感想・評価

3.5
期待ほどではなかったにせよ面白い。人や車を走らせると途端に面白くなるフリードキン。
敵の潜伏場所に漢字が書いてあって、それを追う刑事がウィリアム・ピーターセンで……それなんて『レッド・ドラゴン』?って感じだけど、こちらはカラッとしていて狂ってる。情とか無い。フリードキンが動的かつ冷ややかであるのに対し、マイケル・マンは静的かつ情動的。この二つを見比べると面白いと思う。
中盤から人づかいが荒くなってきて面白くなる。ただピーターセンは『フレンチ・コネクション』のハックマンほどギラギラしてないかもね。
再見。偏愛映画。マジ傑作。
人間ドラマが一切ないのが本当に潔い。全員仕事だけをしている。今回キングレコードのBlu-rayで初めて削除シーンを見たけど、めちゃくちゃ人間ドラマやってるシーンだったので削除したのも頷ける。フリードキンは2003年くらい?のインタビューで入れれば良かったって言ってたけど、20年経ってどんな心境の変化があったのか分からない…絶対入れない方がいい。
火曜日

火曜日の感想・評価

5.0
最初から最後まで神聖で炎がただただ美しい。
新しい信仰、気にしないという宗教。
あかね

あかねの感想・評価

4.0
超震えた!!ばちかっこいい。
どきんちゃんやはりくそかっこいい!

オープニングのかっこよさよ..
カラフルなのにどんと放つかっこよさよ。

LAの異常なまでのこの空気間!!
この時代のLAバディもの堪らんですわ...
汚い街並みと、あの朝焼けが放つ
画像たまらんのよ。これだけで飛べる。

偽紙幣を作るマスターズと
呼ばれる男に相棒を殺された
警察官が復讐に燃える話。

マスターズが、若きデフォ様で
悪人なんだがめちゃくちゃ眼力!!
ライトハウスでは
俺の領域にはいるな!!いってたが
こちらではご苦労さんの嫌味な
顔が最強!!そんで久々に女と
SEXしてるのみて安心..プリケツだし!

ラストのカーチェイス見どころに
火ダルマに
狂気的に絵を燃やすデフォ様
FBI間違えて殺したり何でもあり!
殺しもぐろくて頭に顔面
ぐちゃぐちゃによし。
しかし、1人または1人と相棒が泣。
なにこの映画...なんもいえね。

俺の犬になれって女に平然にいう
警察官あれは時と場合あるが
ヒロインも恍惚な表情してたが
私も惚れた.....恍惚した...
普段ならんなこと言われたら
ガチギレだがあれは時と場所と人
によるんだと実感....
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