月下香

ハンナとその姉妹の月下香のネタバレレビュー・内容・結末

ハンナとその姉妹(1986年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

🌙2024.01.23_24-27

「神が存在しない証拠もない
"かもしれない"では不十分だ
かもしれないという望みが僕らの希望なんだ」

アマプラで配信終了間近だった事と評価が高かったという理由だけで鑑賞してみたものの...何だこれ(笑) あらすじを全く知らなかったからビックリする設定ばっかり...先が読めないからそこは楽しめたかも(笑)
あと3姉妹が似すぎている+信じられない関係性の連続で最後まで見分けが付かず...

まずハンナの現旦那のエリオットがキモすぎる...妻の妹を好きになるって...そもそも恋愛対象に入る事が凄い。リーも最初は姉の旦那だからって理由で断ってたくせに、すぐ関係を持つ2人。関係を持っては分かりやすいぐらい自己嫌悪に陥る2人。

もう1人の妹のホリーもすぐハンナにお金を集るくせにキレるし不機嫌になるし...
ハンナ可哀想だな...と思ったけど、自分の元夫のミッキーを妹に紹介したりなかなかぶっ飛んでる(笑) 結局ミッキーとホリーは結ばれてるし...ミッキーがラストのシーンでホリーに、「ハンナと愛し合っていた頃〜」って言ってたけどデリカシー無さすぎて最早笑うしかない、という誰も好きになれないし共感できないキャラたち(笑)

タイトル的に3姉妹の絆とかのストーリーを期待していた...良い感じの雰囲気で誤魔化してるけど、なかなかドロドロでグロい3姉妹と彼女たちを取り巻く男たちの話でした。
月下香

月下香