タイトルの通り、ミア・ファロー演じるハンナ、バーバラ・ハーシー演じるリー、ダイアン・ウィースト演じるホリー三姉妹の生き方を繊細に描いている。
ハンナは一見完璧ながら、実は裏にプレッシャーや不安がありセカセカしてる。
リーは情熱的でモテるけれど、なんか中途半端で自分の居場所がない。
ホリーは劣等感と格闘しながらフラフラしてるけど、才能がある。
ダイアン・ウィーストの演技とキャラクターが一番好きかな。ロックのライブでノリノリだったり、批評ばかりしてダメだししてくる姉に反感持ったり。友人に彼氏横取りされたり散々な目にあって落ち込んでる姿も可愛くて共感できる感じ。
もっと良い人と結ばれるべきでは？とまで思えてしまったのは、たぶん、その後に問題提起されたアレン本人のイメージに重なってしまうせいだと思う。
作品とスキャンダルは無関係とか、スキャンダルの真偽不明とはいえ、本人と元妻共演で養子だ浮気だと騒いで物語が進むのは、当時は問題なかったにせよ、今となっては素直に楽しめなくて残念。
